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水疱瘡とヘルペスは関係がある

ヘルペスという言葉を、一度は聞いたことのある人も多いでしょう。
このヘルペスというのは、もともとはウイルスの一種で、水ぶくれの集合体のことを指します。
ヘルペスウイルスは8種類に区別されており、ウイルスによって起こす症状が異なって来ます。

代表的な症状としては、水疱瘡があります。水疱瘡を起こすウイルスは、帯状疱疹も引き起こします。
その他にも口唇ヘルペス、あるいは性器にできるヘルペスなどがあります。
またウイルスによっては、肺炎や網膜炎の原因となることもありますし、突発性発疹、カポジ肉腫などといった病気を発症することもあります。

水疱瘡に罹ると、発熱して全身に水ぶくれができます。水疱瘡そのものは2週間ほどで完治するケースがほとんどです。
しかし水疱瘡が完治したからといっても、ウイルスがなくなってしまうわけではありません。

それではウイルスはどうなるのかというと、その後も体内に潜伏し続けます。そして体力が落ちた時などに、帯状疱疹として現れます。
この病気は、体の左右どちらかの片側に、帯状に赤い発疹が出るのが特徴で、このため帯状疱疹と呼ばれています。
ストレスによって発症することもあります。

口唇ヘルペスは、風邪を引いた時などに、口元にできる水ぶくれのことです。痛みやかゆみを伴うことがあります。
また性器ヘルペスもウイルス感染により起こりますが、特にウイルス保持者と性行為を行うことによって、感染してしまうことがあります。

治療方法は、まず皮膚科を受診するようにしましょう。皮膚科で抗ウイルス薬を処方してもらえますので、それを塗布あるいは服用します。
ただし重症患者の場合には、点滴で薬を体内に入れることもあります。

それから妊娠している女性が性器ヘルペスを発症した場合、胎児に影響を及ぼすことがあります。
必ずしもすべての場合に影響があるわけではありませんが、発症時期などによっては胎児が感染する確率が高まりますので、注意が必要になります。

ヘルペスの産道感染

妊娠中の女性が性器ヘルペスを発症した場合、妊娠がわかってから29週目までであれば、感染のリスクは低いといえます。
また妊娠前の発症も特に問題はありません。
特に妊娠前の場合はヘルペスへの免疫ができるので、胎児がそれに守られる率の方が高いといえます。

しかし妊娠30週目から40週目に感染した場合は、胎児へのリスクも高くなります。
この場合は特に産道感染の危険が高まりますので、普通に分娩するのではなく、感染回避のために、帝王切開での出産を考える必要も出て来ます。

産道感染は胎児のヘルペス感染の8割以上を占め、尤も危険であるといえます。
その他にも胎内感染や、出産後に感染者と接触することでヘルペスに罹ることもありますが、やはり一番多いのは産道感染なので、しかるべき措置を採り、感染を回避するようにしましょう。

もちろん妊娠する前に、あるいは妊娠がわかってからでも胎児に感染するのを回避する方法はあります。
まず性器ヘルペスに罹らないようにすることです。
そのためには発症しないように体力をつけること、そして配偶者が性器ヘルペスの場合は、まずそれを完治するようにしましょう。

それから妊娠中に何かの病気に感染したと思われる場合は、自己流で治すのではなく、すぐに病院に行くようにしましょう。
自己流で治すと、かえって胎児に悪い影響を及ぼすことがあるからです。
必ず医師と話したうえで、対策をとるようにしましょう。

それから子供がほしいと思う人は、まずヘルペスを完治させてからにしましょう。
性器ヘルペスは再発することが多いので、それなりに努力を要しますが、再発時もきちんと病院に行き、薬を処方してもらうようにするようにしてください。
赤ちゃんに悪影響を与えないためにも、積極的に治すことを心がけましょう。

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